顔のクリニック金沢

COLUMN

コラム

【症例】自分の軟骨だけをつかった鼻形成術

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【鼻形成術とは】

《鼻形成術》とは鼻の形態を整える手術です。可能な変化は以下の通りです。

・鼻先を小さくする

・鼻先を高くする

・鼻筋を高くする

・鼻筋を細くする

・わし鼻を整える

・小鼻の幅を狭くする

・鼻の曲がりを改善させる

 

《鼻形成術》によって、正面から見たときの鼻の形を希望に沿った形に整えるだけでなく、横顔のバランスのポイントである《鼻先》と《あご先》を結んだラインで形成されるEラインを美しく調和させることができます。

 

 

【症例】鼻を高くしたい

ご希望の内容:

・鼻先を高くしたい

・鼻筋をすっきりと通したい(高くしたい)

 

手術:

自家組織のみによる鼻形成術を行いました。術式は以下の通りです。

・鼻中隔延長術 肋軟骨移植 septal extension graft

・鼻尖形成術 intra-interdomal stitch

・隆鼻術 細片肋軟骨移植 diced cartilage graft

 

《術前》

 

《術後》

お顔全体と調和のとれた自然な仕上がりとなるよう心がけています。

 

 

 

 

【担当医について】

この症例を担当した外科医、麻酔科医はともに十分な経験と知識を有するエキスパートにのみ与えられる日本専門医機構および各学会の専門医です。

《外科医》 山下昌信

日本形成外科学会専門医 日本美容外科学会(JSAPS)専門医

《麻酔科医》 日高康治

日本麻酔科学会専門医

 

 

 

【費用について】

●料金表をみる

※手術方法はお一人おひとりの状態やご希望により異なります。手術を希望される場合や、費用の見積を希望される場合、まずは当院で担当医の診察をお受けいただくようお願いいたします。

 

【起こりうる合併症、リスク、副作用】

感染、血腫、皮膚壊死、肋軟骨採取に伴う気胸、ご自身の術後イメージと手術の結果が一致しないことがある、他

 

 

 

お問い合わせ・ご予約

TEL 076-239-0039

10:00 a.m. 〜 18:00 p.m.

 

 

※費用はすべて消費税込みで表示しています。

※厚生労働省のガイドラインに準拠して治療の詳しい内容、費用、合併症等を記載したうえで、 術前・術後の写真を掲載しています。

 

 

監修:顔のクリニック金沢、金沢医科大学形成外科 医師 山下 昌信

鼻の治療:よくある質問 FAQ

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Q:手術のあと鼻にギプスはあてますか?

A:5-7日白色の薄いギプスを当てます。鼻翼縮小など一部の手術ではギプスが必要ありません。

 

Q:手術のあとどれくらい痛みがありますか?

A:痛みはそれほどありません。痛み止めを処方しますので、痛みを感じたら早めに飲んで下さい。痛み止めを飲んでもおさまらないほどの痛みはありません。

 

Q:どれくらい腫れますか?

A:鼻骨骨切りをした場合はそこそこ腫れます。それ以外の場合はそれほど腫れのピークは、術後2日目です。それ以降、少しずつ引いていきます。2週間で9割程度の腫れが引きます。完全に引くまでには2-3ヶ月かかります。骨切りをした場合は下まぶたのあたりにあざが出ることがありますが、2週間ほどで目立たなくなります。

 

Q:きずは目立ちますか?

A:鼻の手術では鼻の中、鼻の下(鼻柱という鼻の穴の間の部分)など目立たないところを切開します。鼻の中のきずは外から見えません。鼻の下のきずは3〜4か月ほど赤みが目立つ場合がありますが、半年ほどでほとんど目立たなくなります。

鼻翼縮小では小鼻の下や外側を切開する場合があります。3〜4か月ほど赤みが目立つ場合がありますが、これも半年ほどで目立たなくなります。

 

Q:メイクはいつからできますか?

A:鼻以外は翌日からしていただいてもかまいません。鼻にギプスを付けている場合はギプスが外れてから可能です。鼻の下の糸がある部分は抜糸翌日までメイクを避けて下さい。

 

 

お問い合わせ・ご予約(診察の予約は電話受付のみ)

TEL 076-239-0039

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自分の軟骨を用いる鼻形成術

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いわゆる「鼻の整形手術」といえば、シリコンプロテーゼのイメージが一般的かもしれません。すらっとした鼻筋を通す手術として、シリコンインプラントによる隆鼻術は現在でも特にアジア諸国の多くの美容外科クリニックで行われている方法です。

利点:短時間で簡単に直線的な鼻背のラインが得られる。低価格。元に戻せる。

欠点:鼻背のラインがやや人工的に見える。異物感がある。感染や異物反応で露出することがある。L字型インプラントでは短鼻に変化することがある。

 

 

自分の軟骨を用いて行う鼻形成術は、鼻中隔軟骨や耳介軟骨、あるいは肋軟骨を使用して行います。鼻尖を前方に出したり、あるいは短鼻変形に対しては鼻尖から鼻柱にかけてを前下方へ延長することができます。また、シリコンインプラントのように隆鼻術に使用することもできます。手術は美容外科手術の中でも「最もチャレンジングで繊細な手術」ともいわれ、1mm以下の精度で軟骨の調整を繰り返し行うため通常数時間を要します。

利点:人工物を使用しない。眉間から鼻背、鼻尖、鼻柱にかけての自然な形態が得られる。

欠点:ダウンタイムが長い。特に修正手術においては術者は経験を要する。元に戻すことが困難なことがある。

どの治療法を選択するかも含め、鼻の手術は時間をかけて検討する必要があります。分からないことがあればどうぞクリニックでご相談ください。