顔の“しみ”のクリニック金沢で受けるしみ治療
一番多いのは《老人性色素斑 》
一番多いタイプの《しみ》は、《老人性色素斑 》。特徴は顔や手、腕など日に当たる部分にできること、形は円形に近く、平らでほとんどもり上がりがないこと、しみの境目がわりとはっきりしていることなどです。《老人性》という名前がついていますが、原因は加齢だけではないので紫外線などの影響により30代からみられます。治療方法にはレーザー治療と塗り薬を使った治療とがあります。
《しみ》のレーザー治療
レーザーはすぐに治療したい、一度にしみをとりたいという方におすすめの治療です。
平らなしみ《老人性色素斑》には《Qスイッチルビーレーザー》《Qスイッチアレキサンドライトレーザー》《QスイッチYAGレーザー》《ピコレーザー》をつかいます。当院では戻りジミともいわれる《色素沈着》がでにくい《QスイッチYAGレーザー》を採用しています。
治療後のアフターケアとして軟膏をつけて肌色テープを貼る期間が1−2週必要です。
二番目に多い《脂漏性角化症》
皮膚にペタッと茶色く貼り付いたように盛り上がったしみは《脂漏性角化症》というイボの一種です。このタイプは《炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)》で治療します。
アフターケアとして傷をはやくきれいに治すテープ《ハイドロコロイド》を貼る期間が1−2週必要です。
レーザー治療をうけるときのチェックポイント
①しみの種類を見分けて適切な治療をチョイスできる専門医がいる
②治療に関して十分な説明が受けられる
③アフターケアなど治療後の対応がしっかりしている
《顔のクリニック金沢》では《形成外科専門医》によるていねいな診察と治療で安心してしみの治療をうけていただくことができます。目のまわりや唇などのしみについても治療がうけられます。治療の説明やアフターケアもおまかせください。
塗り薬を使った《老人性色素斑》の治療
《トレチノイン(レチノイン酸)》と《ハイドロキノン》をつかったあたらしい治療法です。塗り薬というとマイルドなイメージですが、しっかりとお薬をつかうとレーザーに匹敵するパワフルな治療です。トレチノインはお肌の再生力を回復させて、しみを薄くします。併用するハイドロキノンが新しいしみをできにくくします。自宅でも安心してうけられるよう、洗顔料や化粧水など基礎化粧品を組み合わせたプログラムもご用意。しみが3〜4か月で目立たなくなりますが、使い方にコツやポイントがあるため、専門医の診察を受けておこなうことをおすすめしています。
夏のしみ治療
紫外線の多い夏にしみの治療ができますか?という質問をよく受けます。
いくつか条件はありますが、夏でも治療は可能です。
まずは外に出ない日でも日焼け止めを毎日使うことが必須です。塗り薬の治療なら紫外線を多く浴びる日はトレチノインやハイドロキノンをお休みしてください。レーザー治療なら治療部位に紫外線を遮断するフィルムを貼ることで紫外線をブロックすることができます。ただし、日焼け止めもフィルムも汗をたくさんかくと取れやすいので、「外でのランニングを毎日したい」など日焼け対策が十分にできない方は日差しがやさしい季節になってから治療を始めるのが良いでしょう。
当院ではお一人おひとりのしみの状態や経過、これまで受けた治療や希望される治療についてよくお聞きしたうえで最適な治療方法を提案いたします。