下顎角形成 自然な変化のエラ治療
【下顎角形成術について】
《下顎角形成術/かがくかくけいせいじゅつ(エラ削り)》とは?
エラの部分である《下顎角》の形をととのえる手術です。《下顎角形成術》に加えて《外板削除》を同時におこなうことでしっかりと変化しつつ自然にエラの形を整えます。
《下顎角形成術/かがくかくけいせいじゅつ》
エラのカドである《下顎角》の骨を切除します。エラの角が自然な形になるようデザインし、骨を切除します。エラの角を完全になくすのではなく、わずかに残すことが自然な印象になるポイントです。
《外板削除/がいばんさくじょ》
えらのまわりの骨表面にある《外板》をけずります。顔の横幅をせまくすることができます。
【症例】 《下顎角形成術、外板削除》
術前
術後6か月
術前
術後6か月
骨切りは曲線を描くようにデザインしています。
より正確に形を再現するため、CT画像から立体モデルをつくりデザインのテンプレートを使用して手術を行います。
術前
術後
術前
術後
《下顎角形成術のポイント》
・エラの骨をけずったことでできる骨のカド《二次角》ができないようにすること
・エラの角を完全になくしてしまわないこと
【顔のクリニック金沢でおこなう下顎角形成術について】
・麻酔科専門医による日帰り全身麻酔で痛みなく受けることができます。
・手術時間は60〜90分です。
・手術はすべて口の中からおこなうため、皮膚に傷はできません。
・口の中の粘膜は溶けて吸収される糸で縫合するため抜糸はありません。糸が気になる場合には抜糸が可能です。
・術後2,3日はやわらかい食事をおすすめしています。口の中を清潔にたもつため食後はお渡しするうがい薬をつかってください。
・血腫予防のためのバンデージを使用します。2日目にはずしてください。
・術後6週間は激しい運動やあごへの圧迫、衝撃をさけてください。
※手術のあとアフターケアに必要なお薬(抗菌薬、鎮痛薬、うがい薬)、バンデージ、注意事項の説明用紙などをお渡しします(すべて手術費用に含まれます)。
【ダウンタイムについて】
・腫れのピークは術後48時間です。腫れの程度は個人差があります。
・2~4週で目立たない程度まで腫れが改善します。
・完全に腫れがひいて手術の結果がわかるのは術後6か月目です。
【担当医について】
この症例を担当した外科医、麻酔科医は十分な経験と知識を有するエキスパートに与えられる日本専門医機構および各学会の専門医です。
《外科医》 山下 昌信
日本形成外科学会専門医 日本美容外科学会(JSAPS)専門医
《麻酔科医》 日高 康治
日本麻酔科学会専門医
【費用について】
※手術方法はお一人おひとりの状態やご希望により異なります。手術を希望される場合や、費用の見積を希望される場合、まずは当院で担当医の診察をお受けいただくようお願いいたします。
【起こりうる合併症、リスク、副作用】
出血、血腫、感染、口唇裂傷、オトガイ神経麻痺、顔面神経麻痺、皮膚のたるみ、ご自身の術後イメージと手術の結果が一致しないことがある、他
お問い合わせ・ご予約
TEL 076-239-0039
10:00 a.m. ~ 18:00 p.m.
※厚生労働省のガイドラインに準拠して治療の詳しい内容、費用、合併症等を記載したうえで、 術前・術後の写真を掲載しています。
監修:顔のクリニック金沢、金沢医科大学形成外科 医師 山下 昌信