【症例】二重瞼全切開法(自然な末広型)〈case.023〉
※当院の症例写真では個人情報保護のためのモザイク処理をのぞいて、形や大きさをかえるような画像修正は一切おこなっておりません。
◎埋没法がとれかけたタイミングで全切開、埋没糸も抜糸して自然な末広型に
【20代女性】二重瞼全切開法(自然な末広型) 術前/術後6か月
埋没法は糸でとめるふたえ形成で長くても5−6年でふたえのラインが消えることが多い方法になります。
ラインがうすくなってきた、消えたなどのタイミングでもう一度埋没法という方法もありますが、
安定したラインを期待される場合は全切開法も可能です。
「埋没法のときの幅と同じくらいの幅」
「まえより狭くしたい」
「今回は広くしたい」
いずれも特に問題なく可能です。
同時に埋没法のときの糸を抜糸することもできますのでご希望される場合はお申し出ください。
通常の全切開ととくに違いはなく傷あとは半年ほどで落ち着いて目立たなくなります。
この症例ではとれかけたラインを固定するためにつかっていた「ふたえのり」によるかぶれがありましたが手術のあとかぶれは改善しています。短期間のかぶれであれば皮膚が伸びて戻らないなどの心配もありません。
◎きずあとの経過について
・直後〜7日:糸がついている状態
・〜3か月:赤みが目立ちやすい時期、くい込みもくっきりしてやや不自然
・〜6か月:赤みがなくなりくい込みが目立たなくなり自然に
適切なデザインと自然にふたえラインが引き込まれる固定法によって、
うちがわまでまつげの付け根がスッキリみえるようになりました。
まぶたを閉じたり伏し目になってもくい込みができないにもかかわらず、正面をみるとしっかりとふたえラインができる術式です。
手術前は右まぶたのかぶれによるあかみが目立ちましたが、赤み程度であれば手術には影響ありませんでした。かぶれがひどくただれてじゅくじゅくしている、明らかにまぶたが腫れているといった場合はかぶれが落ち着いてからの手術をおすすめしています。
ふたえ全切開法のダウンタイムについて
直後〜2,3日:腫れがいちばんめだちます
4〜7日:腫れは落ち着いてきますがまだ腫れ感はのこっています
8〜14日:腫れがかなり落ち着いてめだたなくなってきます
14日〜1か月:腫れている感じが気にならなくなります
可能であれば腫れが一番目立つ期間2,3日までの期間に学校や仕事などのお休みを合わせるようおすすめしています。
2週間ほどで腫れが目立たなくなり自然な印象に落ち着きます。
ふたえ全切開法のきずの経過
きずの経過
直後〜7日:糸がついています。細い糸なので目立ちませんが気になる場合は透明の糸も選択可(無料)。
〜2,3か月:きずあとの赤みが気になる時期
〜6か月:きずあとの赤みが目立たなくなる時期
きずあとはふたえの奥に折り込まれるため目立ちません。
赤みが気になる期間はアイシャドウなどメイクでのカバーが可能です。
ふたえ全切開法のきずあと
1週間:抜糸直後です。赤みが目立ちます。
1〜3か月:きずあとの赤みが気になる時期です。
3〜6か月:きずあとの赤みが目立たなくなりなじんできます。
ふたえ全切開法のデザイン
左右差があったため左のみ少量皮膚を切除するデザインにしました。術後は左右差も改善されきれいな末広型ふたえになりました。
【費用について】
※手術方法はお一人おひとりの状態やご希望により異なります。手術を希望される場合や、まずは当院で医師の診察をお受けいただくようお願いいたします。
【起こりうる合併症、リスク、副作用】
出血、血腫、感染、眼瞼下垂、ご自身の術後イメージと手術の結果が一致しないことがある、他
お問い合わせ・ご予約
TEL 076-239-0039
10:00 a.m. ~ 18:00 p.m.
※費用はすべて消費税込みで表示しています。
※厚生労働省のガイドラインに準拠して治療の詳しい内容、費用、合併症等を記載したうえで、 術前・術後の写真を掲載しています。
執筆
山下 明子 医師
YAMASHITA, Akiko
顔のクリニック金沢 院長
経歴:
岐阜県出身
平成15年 富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業
同年 金沢医科大学形成外科入局
平成18年 産業医科大学形成外科留学
平成26年 金沢大学皮膚科形成外科診療班
平成29年 顔のクリニック金沢専任医師
形成外科 専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 専門医
金沢医科大学形成外科学 非常勤講師
※費用について(自由診療) 料金表を見る
※厚生労働省のガイドラインに準拠して
治療の内容、合併症やリスク、費用について記載したうえで
術前・術後の症例写真を掲載しています。
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